春の兆しと圃場活動の再開
農場もようやく春めいてきました。日中の気温が10℃を超える日が続き、最低気温も-1℃前後で推移しています。地温が7℃を超え始めたことは、農作業を本格化させる一つの指標となります。今日は圃場でいくつかの虫が活動しているのを確認しました。それに合わせるように鳥たちも飛来しており、冬の間静まり返っていた圃場に活気が戻りつつあります。

(↑写真ではわかりづらいかもしれませんが、鳥が集団せっせと枯れ葉をあさっていました。鳥は詳しくないのですが、何かを食べているというより遊んでいるように見えました。)
停滞していた事務作業からの復帰と環境整備
先週までは急遽入った研究調査事業の打ち合わせ対応に追われ、圃場での活動は完全に停止していました。本日は久しぶりの現場復帰となります。先週のうちに最低限必要となる物品の発注は済ませておきましたが、資材や農具が増えるにつれ、在庫管理の煩雑さが課題となっています。現在は独自の在庫管理システムを構築できないか模索しており、まずは現状を把握するための棚卸作業から着手しました。
また、以前から進めている物置小屋の整理も継続しています。資材の増加に伴い、既存のスペースが手狭になってきたため、壁面に釘を打ち込み紐を掛けて、軽量な道具を吊るす「垂直収納」を導入しました。これにより床面のスペースを確保しています。
小屋の課題とメンテナンス
長年の悩みであった小屋へのネズミの侵入について、ようやく粘着トラップで捕獲を完了しました。毎年晩秋になるとどこからか入り込み、駆除に手を焼いていましたが、これで一区切りとなります。古い小屋ゆえに隙間が多く、根本的な解決には補修が必要ですが、やはり計画している新しい小屋の建設を急ぎたいところです。
農業における大工仕事と道具の選定
農業に従事していると、物置の製作や単管パイプの組み立てなど、大なり小なり建設作業が付随します。そのため、一定水準の大工道具を揃えておくことは不可欠です。私の経験上、こうした道具類は安価なものを選びすぎない方が、結果的にコストパフォーマンスが高くなります。プロ仕様の高級品である必要はありませんが、信頼できるメーカーの製品を選ぶべきです。
また、屋外での使用がメインとなるため、サビ対策は重要です。鎌や鋸などの刃物については「渋落とし」のスプレーを常備し、使用後のメンテナンスを徹底しています。切れ味の低下は作業効率に直結するため、一日の終わりに手入れの時間を割くことが、トータルでの生産性向上に繋がります。できれば、刃物の研ぎ方も少しずつ練習しておくとおいです。多くの圃場を観察してきましたが、道具や周囲が整理整頓されている農家ほど、栽培成績が良い傾向にあるのは、こうした細部への意識の表れだと推察されます。
今後の展望
農業開始直後は初期費用を抑えたいという心理が働くものですが、道具選びの失敗は避けたいところです。今後は自身の経験を踏まえ、実際に使用して有用だった道具のレビューなどもブログ等で発信していければと考えています。



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